天皇賞春攻略
従来最も強い馬が勝つといわれた天皇賞春は、本命決着の多いレースとしても有名でしたが、それも最早過去の話であり、現在は非常に波乱の多いレースともなっています。2010年から過去10年のデータを見てみると、馬連万馬券決着が5回となっており、波乱形傾向が伺えますが、意外にも馬連配当が3,000~9000円以内の中波乱決着に収まっている年が無い事は、興味深いデータの一つです。
この理由としては信頼できる軸馬が出走を行なった場合は、それなりに人気に応えている事の裏付けでもあり、過去10年でテイエムオペラオー・マンハッタンカフェ・ディープインパクト・メイショウサムソンなどがこれに該当し、2005年のヒシミラクルも骨折後好走実績が無い点を考えると、決して信頼できる軸馬とはいえない存在です。
逆に不振と言えるのが、実績が菊花賞だけの馬達です。菊花賞2着馬なども含め長距離レースの実績というだけで、過剰人気傾向が強くリンカーンやアサクサキングス、フォゲッタブルなどがこのパターンに該当し、皮肉にも2003年のヒシミラクルは菊花賞馬ながらも不当に人気薄となり、1着と好走結果大波乱という決着ともなっており、菊花賞だけの実績で他のGⅠで好走実績の無い馬は、原則危険な傾向にあると言えます。
軸の信頼度としては、菊花賞を除くGⅠ勝利という実績が必要となり、併せて菊花賞も勝っているのであれば不動の軸と言え、有力馬の目安となるだけでなく、こういった馬が不在の場合波乱を予想し、購入を行なう事が可能です。強い馬が出走すれば確実に勝つとも言える長距離の傾向は、決して変わってはいないため、常に穴狙いというのではなく、配当を予想し本命と穴を使い分ける事が攻略の重要なポイントです。